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創立50周年。日本のインフラを造り続ける「信号電材株式会社」 企業ブランディング

交通信号機器の製造シェア50%を誇る企業が、自らのアイデンティティを明らかにするために行う企業ブランディング|福岡県大牟田市

交通信号機器の製造シェア50%以上を誇るすごい企業が、福岡県大牟田市にある。その名も「信号電材株式会社」。
私たち「クロマニヨン」の創業(2020年)と同時にお声がけいただき、2023年の創立50周年へ向けて、同社のさらなる発展へ向けた企業ブランディングを並走させていただきました。

我々の暮らしの中に、当たり前にある「信号機」。
この日本の信号機の歴史において、信号電材という会社は大きな功績を残してきました。たとえば、西日(にしび)など太陽光が信号機にあたって色がわかりにくくなる擬似点灯を解決した「西日(にしび)対策信号灯器」や、信号灯機の光源が電球からLEDに移行するタイミングで警視庁に採用された「LED式車両用信号灯機」。また元々錆びやすい鉄製だった信号を軽くて痛みにくい「アルミダイカスト製」として製造開発しているのも同社です。
そんな地元福岡の偉大な会社が、創立50周年を迎える2023年を目標に、約3年間のブランディング・プロジェクトを行ってきました。

 

信号電材という会社の存在意義は何か?
未来に向けて、どのような言葉をもつのか?

クロマニヨンでは、同社プロジェクトチームとタッグを組み、独自のブランドプログラムを組み立て、実施。
インタビューやワークショップを繰り返しながら、同社の存在意義を議論し続け、新しい企業理念を構築しました。そして、一般社員も参加しての「企業スローガン」を明確に言語化するために、何度も何度もワークショップを繰り返し、最後にたどり着いた言葉は「すすむをつくる。」となりました。
「すすむをつくる。」は、信号灯器を製造する会社らしく未来を目指す合言葉として、多くの社員が納得できるものになりました。これを受けて、このスローガンに相応しい「企業ロゴ」への改訂も実施したのがこれです。

ブランド浸透への取り組み

50周年を機に実施してきたブランディングプロジェクトで構築した企業理念、ブランドスローガン、新企業ロゴに加え、企業内での新ブランドの理念浸透をはかるためのツールとして、ブランドムービーとカルチャーブックを制作しました。

ブランドムービーは、同社の歴史と功績を振り返りつつ、新しいブランドスローガンを信号電材が製造した実際の信号機のエモーショナルな映像とともに表しました。




動画中に出てくる信号は、もちろん同社が製造したもの。こうした日本を代表する施設のそばにも自分たちの仕事があることを、あらためて映し出すことを意識しました。

そして「すすむをつくる。」を共有する流れになっています。
この動画は、抜粋で本篇には社の歴史や技術を詳しく紹介する内容も備えており、この動画はリクルートなどにも使用されるそうです。

また、我々が感じた信号電材社の良さは、その社内の雰囲気の良さ。社員同士、上司と部下の関係も独特の文化を感じました。そこで、ご提案したのが「カルチャーブック」。周年記念の歴史本ではなく、社員たちが手作りで編集した、ここにしかない、そしてこの時代のみなさんでこの会社を切り取った、非常に素敵な「カルチャーブック」となりました。

同社の東川望新社長は、「このブランディングに終わりはない」とおっしゃいました。「ここからがスタートだ」と。ここまでやり遂げて、まさに「ブランドのインフラ」が整ったという意識は、これから同社が新しい時代の、新しい人たちで創る会社として進んで行くとのだという想いがあふれていました。

福岡県南部・大牟田にある世界企業。

皆さんもご注目ください!

プロジェクトディレクション/金井隆太(CROMAGNON&Co.)

ロゴデザイン/家永啓介(ミカドヤ)

ブランドブック/家永啓介(ミカドヤ)

ブランドムービー/松田正志(文と絵)ワンダーランドハウス

カルチャーブック/三好剛平(三声舎)、浅野佳子(nico edit)古庄琢磨(フルショウタクマ事務所)、家永啓介・家永美和子(ミカドヤ)

総合プロデュース/小柳俊郎(CROMAGNON&Co.)

  • # brand浸透ツール 開発
  • # コーポレートロゴ・シンボル開発
  • # ブランドクリエイティブ制作(動画・印刷物ほか)
  • # ブランドコンセプト抽出
  • # ブランドスローガン開発
  • # ブランドロゴ開発
CLIENT
信号電材株式会社
WEB
https://www.shingo-d.co.jp/

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