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創立60周年。自らの存在意義を「引き出そう、食の力。」という言葉に込めた、日本食品株式会社 企業ブランディング。

全社を挙げてのブランド確立とテレビコマーシャル | 福岡県古賀市

福岡県古賀市に本社を構える「日本食品(にっぽんしょくひん)」。
同社の企業ブランディングプロジェクトとして「パーパス」の導出と、企業スローガン&ステートメントの完成までをサポート。そして、その言葉を元に、企業ブランドのコマーシャルフィルムを制作しました。

「デリックハム」というブランド。ここの「博多の薫り」というソーセージをご存知の方も多いと思います。また、B to B分野では、数多くの食肉製品、それをもとにした加工製品を製造し、福岡を中心とした数多くの飲食店やスーパーなどへの卸売業務も行っているのが「日本食品」です。

その日本食品が、2023年に創業60周年を迎えるにあたり、あらためて自分たちの企業としての存在意義を問い直しながら、未来へ向けての企業ブランドの方向性を定めるブランディングプロジェクトを実施。クロマニヨンは、そのプロジェクトの企画・実行をサポートし、60周年を機会に「日本食品」のパーパスと、企業姿勢を示すタグライン&ステートメントを確立しました。

同社の歴史を紐解き、経営層へのキーパーソンインタビュー、従業員の方々の声、そしてプロジェクトチームの皆さんから集められた様々な言葉を集約して、パーパスを導き出しました。

同社は、創業者から受け継いできた「人が真ん中」という価値を大切にしていること。その価値の中心である“人の想い”と独自の力で、食分野(油脂事業も含む)が持つ未知数のエネルギーを引き出し、社会を、そして誰かを豊かにしていくことが「日本食品」の使命、存在価値である・・・という分析から導き出されました。

そして、この言葉を「パーパス」として持ち、日本食品という企業のスローガンともいうべき言葉と、それを補うステートメントを制作。その言葉が「引き出そう、食の力。」でした。

「食の力」とは何か?美味しいはもちろん、体を造る、元気が出る、笑顔になれる、人が喜ぶビジネスの原料になる・・・考えれば数えきれない「食の力」を、日本で一番理解して、その力を引き出すことで人々の暮らしを幸せにしていく。

社員の皆さんの様々な言葉や議論を通して、自分の会社は単に食品を「扱っている」のではなく、日本食品という企業が頑張っているのは「食の力を引き出すこと」。その高いレベルを目指していくために、自分たちは頑張っていく!という方向性となったのでした。

そしてこのメッセージは、実際の社員の方々が多数出演するコマーシャルフィルムという形で製作され、2023年3月より随時放映されています。冒頭の動画がそれにあたります。

企業として自らの存在意義を問い直し「言語化」すること。それをしっかりと発信するコマーシャルの放映も、業界内だけでなく、社内にも素敵な反響を呼んでいるようです。同社のブランディングは、まだまだ始まったばかり。ご注目ください!

あ、ソーセージは「博多の薫り」を買ってください^^!

 

クライアント:日本食品(https://nisshoku-co.co.jp/)

協力:株式会社ファクト

プロデューサー:野中聡(CROMAGNON&Co.)

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