金融業界再編時代へ向けて、自らの真価を問い直す。筑邦銀行 経営理念構築

福岡県久留米市に本社を持つ「筑邦銀行」。金融再編の時代に突入し、全国に約100余あると言われる地方銀行は、どこも危機感を持っている。そんな中、今までのままではいけない・・という強いトップの思いからスタートした「ブランディング・プロジェクト」は、今後の地方銀行が持つ価値は？地方銀行の中で、どのような存在意義やアイデンティティを持っているのか？そして、今後持つべきなのか？などをテーマに、経営層の方々へのインタビュー、全行員アンケート、そして多くの行員とのワークショップを実施。

最終的に、核となるブランドプロジェクトメンバーの方々の協力を得て、経営の原点となる「経営理念」と、筑邦銀行のアイデンティティともいえる「ブランドメッセージ」の構築を担当させていただきました。

▼ブランドメッセージ

動かす人がいる。

筑邦銀行には、動かす人がいる。
人を動かし、心を動かし、未来を動かす。
時代を動かすのはいつも、
「あの人なら信頼できる」、
「あの人に話してみよう」、
「あの人ならやってくれる」、
「あの人に会ってみたい」と思ってもらえる、
そんな「あの人」たちだ。

時には銀行らしく、時には銀行の枠を超えて。
お客さまが求めることを自ら探し、正面から受け止める。
そして英知を集め、仲間とともに、全力で解決する。

未来の社会を元気にするために、
動かす人がいる銀行へ。

▼経営理念

動かす人が活躍する組織
魅力あふれる「動かす人」が集まり、自律・革新の風土をつくる。

ベストパートナーへの挑戦
世の中の動きを読み、最適なサービスの提供に努め、
お客さまと共に成長できる最良のパートナーになる。

正しい倫理観がすべての出発点
倫理的価値に基づいて行動し、地域社会の持続的な発展に貢献する。

この２つが定まった上で、今後クリエイティブを含めた、本格的な内外へのブランドプロジェクトがスタート。新しい時代の地方銀行として、独自のポジションを獲得すべく、筑邦銀行のアクションがスタートしました。